個人開発のアプリ開発でGitHub Projectsを使ったチケット管理方法
投稿日: 2025年05月17日
はじめに
個人開発でアプリを作成する際のタスク管理の重要性について触れる。
どのようにGitHub Projectsを活用しているのか簡単に紹介。
GitHub Projectsとは?
GitHub Projectsの基本的な使い方と特徴を説明。
ボードの作成方法、カラム(To Do, In Progress, Doneなど)の使い方。
実装のチケット管理
チケット(Issue)を作成し、それをProjectsボードに関連付ける方法。
実装チケットにラベルやマイルストーンを設定して、進行状況を可視化する方法。
ワークフローの紹介
チケット管理の具体的な流れ:例えば、タスクの優先順位付け、進捗確認、リリース前の最終チェックなど。
チーム開発と違い、個人開発でどのように効率的に進めるかの工夫。
GitHub Projectsのメリット
効率的なタスク管理とその効果。
GitHubと直接連携できるので、開発とタスク管理を一元化できる点。
実際のプロジェクトの例
自分が作成したアプリのGitHub Projectsのスクリーンショットです。
<ボード>
<issues>
<チケット(Issue)>
GitHub Projectsを使ったチケット管理が個人開発にどれだけ役立ったか、他の開発者にも勧める理由
GitHub Projectsを活用することで、個人開発の進行が格段にスムーズになりました。特に実施したいことをチケット化し、それを実装レベルの粒度に分解することで、作業が明確になり、進捗を効率的に管理できるようになりました。
ただし、最初はタスクを実装レベルの粒度に分解することが難しいと感じました。大きな機能追加やバグ修正をただ「実装する」という漠然としたタスクとして捉えがちですが、これを細かい具体的な作業に分けるのは初心者にとってはハードルが高く感じることもあります。例えば、「ユーザー認証を実装する」や「ダッシュボードを作成する」といった大きな目標を、「認証画面のデザイン作成」「認証APIの実装」「ログイン機能のテスト」などの具体的なタスクに分解することは、最初はどこまで細かくするべきか判断が難しい部分もあります。
しかし、実際にプロジェクトを進めていくうちに、この「タスクを細かく分解する」ことが、作業の効率化や見通しを立てやすくする上で非常に重要だということに気づきました。タスクが細かく分かれることで、進捗が視覚的に確認でき、どこで行き詰まっているのかがすぐに把握できるようになり、作業の漏れや遅れを防ぐことができました。
さらに、タスクがボードの「DONE」カラムに移動するたびに、達成感を感じることができ、モチベーションの維持にも繋がりました。目標を設定し、完了した際にその目標を達成した実感が得られることで、次のステップに進む意欲が湧きます。進捗が視覚的に追えるため、「このチケットを終わらせる」という具体的な目標を持って作業を進めることができ、モチベーションを高く保ちながら開発を進めることができました。
GitHub Projectsを使ったタスク管理は、最初こそタスク分解に苦労するかもしれませんが、その後の作業効率の向上とモチベーション維持のためには非常に効果的な方法です。このように、タスクの管理が明確になり、進捗を実感しながら開発を進めることができるため、個人開発者にとって非常に役立つツールです。