AIが教えてくれるけど理解するのは自分です〜

AIが教えてくれるけど理解するのは自分です〜

投稿日: 2025年10月15日

学習振り返り
要約
  • AIを活用する際は、自分の理解を深めるための質問や問題出題が重要で、単にコードを書かせるだけでは学習効果が薄い。
  • バグの原因やエラーログについてはAIを利用して説明を受けつつも、自分で考えて理解する姿勢が不可欠。
  • AIをサポート役として活用しつつ、実務では自分の判断と責任で作業を進めることが重要で、スキル向上に努めるべき。
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はじめに

A Iがコードを生成してくれるようになり開発の効率化が進む一方で、まだ自力ではプログラミングができない学習初期のAIの使い方について悩んでいる方をよく見かけます。
学習の必要性などについてはタマネギ先生が詳しく書いてくださっているブログがありますのでそちらを読んでください。


じゃあどう使っていくかについて今回考えてみたいと思います。

私の場合

私個人的にはプログラミング初学の時期は10数年前(考えたくないレベルで前)なので当然その時代にAIはなかったですし、仕事でエンジニアではないけどRPAの開発は4年くらい前からやっていたので、ロジックは自分で考えることが当たり前の環境で過ごしてきました。

React学び始めたのは本当に最近の1年半前くらいで、AIに色々教えてもらえるし便利だなとは思いながら進めていました。
最近は理解してなくても動くコード(指示の出し方によっては普通に汚いけど)が書ける時代なんだなぁと感じます。

個人的に思うこと

バイブコーディングは13章(実務課題)を終えてから。
AIに書かせる練習は、まず基礎が終わってから。理解を飛ばして“作業”だけしても伸びないからです。やってる意味がないのではとまで思います。
AI使うと書けるようにならないとまでは言わないですが、苦労しない分だけ時間はかかると思います。

付き合い方

あくまで私の主観です。
私が実際に最初の頃やってたのは、チャット型のAIに対して

  1. 自分の理解度を確認できる問題を出題させる

  2. バグの原因を理解するための手助けをしてもらう

  3. エラーログの解説してもらう

まずは自分で書くのが前提にあり、壁にぶつかってから「なんでこうなる?」という理由を教えてもらう。
こんな感じかなと思います。

すこし詳しく見ていきます。

1,自分の理解度を確認できる問題を出題させる

これはpropsとかstateとかそのあたりが理解できないでAI使って解説をしつこく求めてました。
私の理解(propsってただの引数じゃね?stateってちょっと特殊な機能を持ったただの変数じゃね??など)この認識であってる??ってことを確認するために問題出してもらって答えてました。
AIなのでいくら理解できなくても怒られることもないし、嫌になるようなことってならないので遠慮なく聞きまくれます。
そういう使い方がいいと思います。

2,バグの原因を理解するための手助けをしてもらう

意図した通りに動かない理由を教えてもらうのにはいいと思います!ヒントもらったり?
というかあんまり正確な答えもらえないことも多いと思うので、なんで動かんの???みたいなことはあってもいいような、、

言われた通りに修正しつつ、だいたいそれでも動かないので、結局自分でデバックしつつ紐解いていく手伝いをしてもらう感じになろうかと思います!

3,エラーログの解説してもらう

エラーのログって英語やし意味わからんですよね??
それを何言ってる??どこがダメって?と聞くのは効率化になると思います!

ただし、意味わからんけど言われるがままはNGだと思いますね。
なんで?どういうこと?教えて!の質問は繰り返して、自分でちゃんと理解して、エラー何言ってる?って聞いたとしてもこう言ってるよって言われたら「あぁそういうことね」ってならないと危険です⚠️

レビュワーは人

AIの出力に責任を持つのは自分です!
なんでこれでいいのか、なんでこれじゃダメなのかなど理解するためのサポート役に便利なAIを駆使して、「わからないから代わりに書いて」という使い方はしないように心がけると良いと思います!

わからなくて聞いたとしても、その出力に対して質問をしても理解する!それが大事です🔥
納得できなかったらその時点で誰かに聞くのもOKだと思います!

AIはこう出力するけど、こうじゃなくて〜ってやり直しさせるなんてめちゃくちゃあることなのでAIも最適ではないこと平気であります。

レビュー出して「なんでこうしたんですか?」これ現場では聞かれます!
「ASK」ってくると結構構えますねw

「AIがこう言った」っていうのおかしいことくらい誰でもわかると思うので、自分がAIに聞いて書いたとしてもその結果に責任持てるかどうかは自分で判断できるように、サポート役に便利に使っていきたいものです。

AI時代を生き抜くために

簡単なコードは書いてくれるようになった現代、簡単な指示通りのコードが書けるのは当たり前なので(そんなんAIでいい)、便利なものはフル活用しつつさらに上のスキルを身につけないといけないですね。

私が入会した頃はここまでじゃなくて、時間が経つごとに転職なども厳しくなりそうだなって思うので、「無期限サポート」に甘えず1日も早く完走して現場に入らないとどんどん転職活動は大変になるって思った方がいいと思います!

自分も年取るし!(アラサーの嘆き)

おわりに

私事ですが実務でclaude codeフル活用していまして、実装は基本AIで、私はレビュワーとして出力された結果に「サービスクラスのinitializeの引数にモデルをデフォルト引数にして、依存性の注入して」とか「let使わずに書きたいからtryの中にコンポーネントをreturn するところまで入れて欲しい」とか結構具体的に指示しています。

バックエンド(Rails)はわからない出力されることもあるので、その時はそれ何って聞いてます。
解説聞いて納得行ったら反映しつつ、レビューでボコられることもありますが最近はかなりボコボコにされることは減りました。

上手く付き合って学習効率を上げていきましょう!!!!

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吉本茜
山口在住/二児の母/エンジニア
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