オリジナルWebアプリが完成し個人開発で感じたこと
投稿日: 2025年09月06日
ShiftBでウェブアプリ開発に取り組んでいる「ぐん」と申します。オリジナルアプリが完成したのでは、記事を書こうと思います。
まず、私のことを少しお話すると、HTML、CSSを知ってはいるけど、詳しく知らない。過去に勉強しようとしたが挫折した経験のある超初心者でした。
しかし、ShiftBのカリキュラムを進めていくといつの間にかオリジナルアプリの開発まで来てました。
オリジナルアプリの開発は、アイデアの着想から公開、運用まで、多岐にわたるプロセスを一人で進める必要があり、色々と大変でした。
私自身も、メモアプリ「SutoMemo」を開発する過程で、数々の問題に直面しました。
しかし、ShiftBのカリキュラムやコミュニティのサポートがあったからこそ、サービスを形にすることができました。
本記事では、私の実体験を基に、個人開発の具体的な進め方や直面する課題、そしてその解決策について詳しくお伝えします。
この記事が、個人開発に挑戦する方の参考になれば幸いです。
アイデア着想:ShiftBで学んだ「ペインポイント」の発見方法
技術選定:最適な技術スタックを選び出すための思考プロセス
開発プロセス:プロトタイプから始めることの重要性
失敗と成功:開発中に直面した課題とその解決策
ShiftBの講義でも繰り返し強調されるように、個人開発の出発点は「自身の課題」にあります。
私の場合、日々学習でSNSを投稿することに面倒くささや難しさをを感じていました。
この個人的な「ペインポイント」(課題)が、SutoMemo開発の原動力となりました。
このように、自分自身が直面している不便さを解消するアイデアは、開発へのモチベーションを維持しやすく、ユーザーのニーズを深く理解する助けとなります。
着想のためのヒント
アイデアを見つけるには、他者のSNS投稿やオンラインコミュニティでの会話を観察することも有効です。
「この作業が面倒」「もっとこうなればいいのに」といった声は、新たなサービスのヒントに満ちています。
ただし、技術的な流行を追うだけでなく、「誰の、どのような課題を解決するのか」を明確にすることが最も重要です。
bubeさんにご相談した際にも、この「課題解決」という視点が非常に高く評価されました。
他者との対話を通じて、アイデアをより具体的に磨き上げることができたと実感しております。
ShiftBのカリキュラムは、Webアプリ開発に必要な技術を網羅しています。
フロントエンド:Next.js 14(App Router)
バックエンド:Supabase
サーバー:Vercel
ShiftBのカリキュラムは初心者の私でもスムーズに個人開発に取り組めるようになっていたので、開発環境でつまずくことはありませんでした。また、Next.jsと相性の良いVercelを利用することで、サーバー管理の専門知識がなくても、スムーズなデプロイが可能になりました。
また、Supabaseはバックエンドの機能をパッケージとして提供しているため、インフラ構築の手間を大幅に削減し、アプリケーション開発そのものに集中することができました。
ShiftBのカリキュラムの良さ
学習効率:1章から学んできた流れで、Webアプリ開発ができる。
成果の出しやすさ:短期間でプロトタイプを構築できる。
将来性:今後、サービスを拡張していく上での柔軟性がある。
個人開発においては、まず「動くもの」を迅速に作り上げることが大切です。ShiftBで習得した技術を土台とすることで、この目標を効率的に達成することができました。
ShiftBで得た重要な教訓の一つに、「完璧を目指さない」というものがあります。
私は、必要最低限の機能(MVP: Minimum Viable Product)のみを実装したプロトタイプを、まず公開しました。
このプロトタイプをSNSで共有したところ、仲間から「この機能があったら便利」「この部分は使いにくい」といった貴重なフィードバックをいただくことができました。
また、開発途中においても、iPhoneで撮影したHEIC形式の画像がアップロードできないという問題がありました。しかし、すぐにHEIC形式を変換すれば良いと教えていただき、スムーズにに解決することができました。
また、開発計画中にFigmaの使い方がわからないときも、すぐにShiftBのTAさんがTAさんを紹介してくださり、スムーズにFigmaを使い方がわかり、アプリのデザインを作成することができました。
ShiftBでは、このような具体的な技術課題に対するサポート体制が整っており、非常に心強いです。プロトタイプを早期に公開していなければ、この問題に気づくことすら難しかったかもしれません。
個人開発は孤独な作業であり、モチベーションの維持が課題となりがちです。しかし、私は小さな成功体験を積み重ねることで、開発を継続することができました。例えば、
日々のInstagramの投稿に「いいね」やメッセージがあり励みになった
難解なエラーを自力で解決し、自身のスキルアップを実感できたこと
これら一つひとつの成功が、次のステップへ進むための原動力となりました。心理学から考えると大きな目標を細分化し、小さな成功を積み重ねることの重要性が説かれています。この考え方が、開発の継続に不可欠であると改めて感じています。
SutoMemoはまだ発展途上のサービスですが、今後もユーザーの声を取り入れながら、機能改善を進めていく予定です。
ShiftBのコミュニティでは、いろいろな情報公開や最新技術について情報交換したりすることができます。このような環境は、一人で開発を進める上で非常に大きな支えとなります。個人開発は孤独な道ですが、ShiftBというコミュニティがあることで、互いに刺激し合い、高め合うことができます。
実際に、東京オフ会に参加してShiftBに参加されている方々との交流で意識の高さやレベルの高さを感じさらにやる気が高まりました。
今度はオンラインオフ会などにも参加してみたいです。
最後に、これから個人開発に挑戦される方、そしてShiftBで共に学ぶ皆様にとってこの記事が何かの参考になれば幸いです。
個人開発のアイデアは、ご自身の「課題」から
まずはプロトタイプを公開し、早期にフィードバックを得ることが重要
エラーや失敗は、ShiftBのコミュニティやメンターの力を借りる
開発を継続させるには、小さな成功体験を積み重ねることが不可欠
ShiftBのコミュニティは、孤独な個人開発を支える貴重な存在
ユーザーの声を積極的に取り入れ、PDCAサイクルを回す
セキュリティ対策は、個人開発であっても疎かにしてはいけない
プログラミングはあくまで課題解決のためのツールである