BRAVE 〜AIネイティブ世代が考える、エンジニアの未来|第3話 フリーランスエンジニアデビュー編〜
投稿日: 2025年06月18日
前回、第2話 では一番よく遊んでいた友達に、マルチ商法疑惑が生まれたところまでお話しさせていただきました。ここから僕の人生は大きく変わっていく(狂っていく)ことになります。
友人Yの話を聞くと、何やらプログラミングが関わる仕事をしているようでした。
当時エンジニア系YotuberのTECH WORLDさんの動画をみて、なんとなくエンジニアという職業に憧れていました。
また、大学の授業は基本的に嫌いだったのですが、C言語の授業だけは精力的に取り組んでいたこともあって、友人Yがやっている仕事の話を詳しく聞いてみることにしました。
大学1年生の2月ごろに友人Yから話を聞き、期待は膨らむばかり。
今までは個人経営の居酒屋バイト、音楽LIVEの設営や警備といった仕事しかしたことがなく、パソコンで仕事ができるようになるなんてカッコいい…と思ってました。
気合いを入れてlogicoolのマウスを買った記憶があります。
特に変わらない日々のまま、大学2年生になった2023年の4月、突如友人から
今度東京のオフィスに一緒に行かない?みたいな話をされました。
ワクワクしながら友人の車に乗り、首都高を走り抜けながら向かった先は、
六本木のオフィス街…ではなく飲み屋街として有名な〇〇。
あれ、思ってたんとちがーう!
しかもオフィスというか、社長の家。
新築でめちゃめちゃ綺麗だけど、広さは宇都宮の自分の家とあんま変わらん…
一番大きいスペースにいた社長と副社長にまずは挨拶…したら
めちゃめちゃ若い!!!
そういえば聞いてなかったなと思って聞いてみると24歳とのこと。
若っと思いつつも、声や立ち振る舞いをみるとかなり大人に見えて不思議な感覚になったのを今でも覚えています。
全然関係ないのですが、以下の方ぐらいの人でした。
(自分が今まで出会った24歳は、大学院2年生になってもまだサークルの飲み会に顔を出す煙たがられている人か、いまだに中学生みたいなファッションの研究室の先輩しかいなかった)
今何やってるの?将来どうなっていきたいの?みたいな話から始まりました。
とにかく、プログラミンでお金を稼いでみたいという気持ちがめちゃめちゃ強かったので
「WEB制作」というものについて聞いてみました。
こんな感じのやつ作ってるよ〜って言われた何かのLPを見せていただいたのですが、
当時の僕からすると
え、これパワポと一緒じゃん…(なめすぎ)
って感じでした。当時はフロントエンドやバックエンド、WEBサイトとWEBアプリの違いなど全くわかっておらず、本当に大丈夫かこれ・・・と思ってました。
実際にWEB制作の仕事をしているチャットの様子なども見せてもらい、ただの情報商材屋やマルチではないことは分かったので一安心したのですが…
仕事したいならプログラミングスクール受けなよと言われ、本当にバイトより稼げるなら
最初の初期投資は仕方ないな…と思っていたのですが正直不安でした。
値段も50万で、大学生の自分には到底払える金額ではなく、
「特別に手数料なしで10分割にするからやりなよ」と言われたのですが、結構迷いました。
ただ、こうすけってこんな感じでこう思ってるんでしょ?じゃあこうした方が良くない?
みたいなバンバン見抜かれて
この人たちホンモノや…と思って結局受講を決め、その場でクレカを作って契約しました。
↑今思えばフツーにやばいw
そんなこんなで、人生で初めて自分のお金で自己投資をすることになり(今まで塾や学費は親に払ってもらっていたので、怖かった)、強制的に気合いが入りました。
大学受験は不完全燃焼だったので、ここから俺の人生は始まるんだ…と息巻いて
宇都宮に帰るも…
続く