コミュニケーションコストが低い人の特徴
投稿日: 2025年07月22日
仕事でもプライベートでも、「この人とのやり取りはスムーズだな〜」と感じる人っていませんか?
逆に、「なんだか話が長くて要点がつかめない…」「何度も確認が必要で時間がかかる…」と感じる人もいますよね😅
この違いって、実は「コミュニケーションコスト」の差なんです。
コミュニケーションコストが低い人は、相手の時間を奪わないことを意識していて、結果的にお互いにとって気持ちの良いやり取りができています。
ぼく自身、コミュニティのマネージャーをやっている経験から、様々な人とのコミュニケーションを見てきました。その中で気づいた「コミュニケーションコストが低い人」の特徴を、今回は 3 つご紹介したいと思います!
ちょっと意識するだけで、きっとあなたのコミュニケーションもグッとスムーズになるはずです 🙌
コミュニケーションコストが低い人の最大の特徴は、結論から話すことです。
例えば、こんな違いがあります:
❌ コストが高い例
「お疲れさまです!昨日の件なんですが、実は色々と調べてみたところ、いくつか問題があることがわかりまして…。まず最初に気になったのが〇〇の部分で、それから△△も確認したんですが、やっぱり□□の影響もあって…。で、結論としては、来週までに修正が必要です。」
✅ コストが低い例
「お疲れさまです!昨日の件、来週までに修正が必要です。理由は〇〇と△△の問題が見つかったためです。詳細をお話しします。」
前置きが長いと、聞いている側は「で、結局何が言いたいの?」とモヤモヤしてしまいます💦
結論を最初に伝えることで、相手は「あ、修正が必要なんだな」と全体像を把握してから詳細を聞けるので、理解しやすくなります。
これは、メールやチャットでも同じです。最初の一文で要点を伝えると、相手の負担がグッと軽くなりますよ!
コミュニケーションコストが低い人は、相手が次に何を知りたがるかを予測して行動します。
❌ 後手後手のコミュニケーション
Aさん:「バグが見つかりました」
Bさん:「どんなバグですか?」
Aさん:「ログイン機能です」
Bさん:「どういう状況で起きますか?」
Aさん:「特定のブラウザで起きます」
Bさん:「どのブラウザですか?」
Aさん:「Chromeです」
✅ 先回りしたコミュニケーション
Aさん:「バグが見つかりました。Chrome(バージョン91)でログイン機能を使用した際に、エラーメッセージが表示される問題です。再現手順と修正予定時期もお伝えします。」
先回りして情報を提供することで、何度もやり取りする手間が省けます。
これは質問するときも同じで、「〇〇について教えてください」ではなく、「〇〇について、△△の目的で使いたいのですが、□□の方法で合っていますか?」のように、背景と目的も一緒に伝えると、相手はより的確な回答ができます💡
コミュニケーションコストが低い人は、相手が答えやすい形で質問します。
❌ 答えにくい質問
「エラーが出ます。どうすればいいですか?」
✅ 答えやすい質問
「〇〇の機能を実装中に、添付のエラーメッセージが表示されました。△△と□□を試しましたが解決しません。他に確認すべき点はありますか?」
相手目線の質問には、こんな要素が含まれています:
状況の説明:何をしているときに起きたのか
エラーの詳細:具体的な症状やメッセージ
試したこと:すでに取った対策
求めている回答:何を知りたいのか
これらを整理して質問することで、相手は状況を理解しやすくなり、的確なアドバイスができます。
逆に情報が不足していると、相手は「まず状況を教えて」「エラーメッセージを見せて」と、何度も確認する必要が出てきてしまいます😅
コミュニケーションコストが低い人の特徴、いかがでしたか?
結論から伝える(前置きが長くない)
先のことを考えて動く
相手目線になって質問する
この3つを意識するだけで、コミュニケーションコストはグッと下がります。
そして何より、相手の時間を大切にする姿勢が伝わることで、「この人とは仕事がしやすいな」「また相談したいな」と思ってもらえるようになります🙌
完璧を目指す必要はありません。まずは「相手の時間を奪わないようにしよう」という意識を持つことから始めてみてください!
きっと、お互いにとって気持ちの良いコミュニケーションが取れるようになるはずです。
「コミュニケーションコストを下げたいけど、どこから始めればいいかわからない…」という方におすすめの練習方法をご紹介します!
送信前に「結論が最初に書かれているか?」をチェック
「相手が次に何を聞きたがるか?」を考えて情報を追加
質問するときは「5W1H」を意識して整理
話し始める前に「結論→理由→詳細」の順番を頭の中で整理
長くなりそうなときは「結論から言うと〇〇です」と前置き
最初は慣れないかもしれませんが、続けていくうちに自然とできるようになりますよ😊