時短!Gitコマンドをスマートに打てる「エイリアス」

時短!Gitコマンドをスマートに打てる「エイリアス」

投稿日: 2025年06月29日

Tips
要約
  • Gitのエイリアス機能を使うことで、よく使うコマンドを短く設定でき、タイピングの手間を減らせる。
  • エイリアスはコマンドラインから簡単に設定でき、.gitconfigファイルを直接編集することも可能。
  • 設定後は、エイリアス名を入力するだけで重要なGitコマンドをすぐに実行できる。
音声で記事を再生
0:00

はじめに

Git、普段から使ってますか?コミットしたりプッシュしたり、エンジニアには欠かせないツールですよね。でも、毎日同じコマンドを何度も打つのって、正直面倒じゃないですか?

実は、Gitにはその手間を劇的に減らす**「エイリアス」**という超便利な機能があるんです!
先月ボスに教えてもらってそんな機能があったとはと感激しました。。

エイリアス

簡単に言うと、よく使うGitコマンドに、もっと短くて覚えやすい「あだ名(エイリアス)」をつける機能です。

例えば、git status ってよく使いますよね?これを git st って打つだけで実行できるようにしたり、git commit -mgit cm で済ませられるようにしたりできるんです。

想像してみてください。これだけでどれだけタイピングの時間が短縮できるか!
使わない手はないです。(実際まだあんまり登録できていないのはここだけの話)

エイリアスの設定方法

設定方法はとっても簡単!
Gitの設定ファイル(.gitconfig)に直接書き込むか、コマンドで設定する方法があります。

1. コマンドで設定する方法

エイリアスを設定するには、git config --global alias.<エイリアス名> <元のコマンド> のように実行します。

いくつか例を見てみましょう。

  • git statusgit st に:

    git config --global alias.st status
    
  • git commit -mgit cm に:

    git config --global alias.cm "commit -m"
    

    -m オプションも一緒に含めておくと、さらに便利ですね!

  • git branchgit br に:

    git config --global alias.br branch
    
  • git checkoutgit co に:

    git config --global alias.co checkout  

2..gitconfig を直接編集する方法

エイリアスは、ユーザーのホームディレクトリにある .gitconfig ファイルに保存されます。このファイルを直接開いて編集することも可能です。

# MacやLinuxの場合
open ~/.gitconfig
# Windowsの場合
notepad %USERPROFILE%\.gitconfig

ファイルを開くと、以下のようなエイリアスのセクションがあるはずです。

[alias]
    st = status
    cm = commit -m
    br = branch
    co = checkout
    lg = log --oneline --graph --all

ここに好きなエイリアスを追加・編集するだけです。

設定したエイリアスを使う

設定が完了したら、あとはターミナルでエイリアス名を入力するだけ!

git st  # git status と同じ
git cm "feat: 新機能追加" # git commit -m "feat: 新機能追加" と同じ
git lg # git log --oneline --graph --all と同じ

どうですか?かなり楽になったと思いませんか?

まとめ

Gitのエイリアス機能は、日々の開発作業を効率化するための強力なツールです。
まだ使ったことがない人は、ぜひこの機会に設定して、その便利さを体験してみてください!

最初は少し設定が面倒に感じるかもしれませんが、一度設定してしまえば、きっと手放せなくなるはずです。

ボスは拡張性を考慮して登録するといいと言いつつ、自分が使いやすいように決めたらいいよって言ってました🎵

シェア!

Threads
user
吉本茜
山口在住/二児の母
Loading...
記事一覧に戻る
Threads
0