🚀 初心者向けガイド:VercelのDeploy Hooksとは?

🚀 初心者向けガイド:VercelのDeploy Hooksとは?

投稿日: 2025年09月13日

学習振り返り
要約
  • VercelのDeploy Hooksは特定のURLにリクエストを送ることで自動デプロイを実行する仕組みです。
  • 特定のブランチや外部サービスの完了時にデプロイするために便利で、任意のタイミングでデプロイを発火できます。
  • 使用方法は、Hookの作成、URLの保存、リクエスト送信の3ステップで、CI/CDやCMSと連携可能です。
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1. Deploy Hooksってなに?

Vercelの Deploy Hooks(デプロイフック) は、
特定のURLにリクエストを送るだけで自動的にデプロイが走る仕組み です。

例えばこんな場面で便利です:

  • GitHub Actions などCI/CDから「ブランチ更新時に自動デプロイ」

  • 外部サービスから「処理が終わったらサイトを再デプロイ」

  • 手動で curl して「強制的に最新をデプロイ」


2. どうして便利なの?

通常は「GitHubにpushしたらVercelが自動デプロイ」ですが、

  • 特定のブランチだけデプロイしたい

  • 外部システムが完了したらデプロイしたい

  • 本番・ステージングを分けたい

といったニーズがあります。Deploy Hookを使うと、任意のタイミングで確実にデプロイを発火できるようになります。


3. 使い方ステップ

ステップ1: Hookを作成

  1. Vercelダッシュボードでプロジェクトを開く

  2. Settings → Git → Deploy Hooks

  3. 「Create Hook」をクリックして、対象ブランチを選択
    → Hook URLが発行される

ステップ2: URLを保存

  • 発行されたURLは秘密情報なのでGitHub Secretsなどに保存

ステップ3: リクエスト送信でデプロイ

curl -X POST "https://api.vercel.com/v1/integrations/deploy/prj_xxx..."

これだけで指定ブランチの最新状態がデプロイされます。


4. よくある活用例

  • GitHub Actionsとの連携

    jobs:
      deploy:
        runs-on: ubuntu-latest
        steps:
          - name: Call Vercel Deploy Hook
            run: curl -X POST ${{ secrets.VERCEL_DEPLOY_HOOK_URL }}
    
  • CMSと連携
    Headless CMS(例:ContentfulやmicroCMS)の更新後にHookを叩いて、最新記事を自動反映。

  • 手動での強制デプロイ
    ローカルから curl して即リビルド。


5. 注意点

  • Hook URLは知っている人なら誰でも叩けるので漏洩注意

  • キャッシュを無効にしたい場合は、ダッシュボードやCLIで「Redeploy without cache」を選ぶ


まとめ

  • Deploy Hooksは「URLを叩くだけでデプロイできる仕組み」

  • 外部サービスやCI/CDと組み合わせると超便利

  • 運用の幅が広がり、好きなタイミングで最新を反映できる

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さかした
おじさんでも学べる!をモットーに。 以前はRuby(約4年)、今は React / Next.js を中心に、学習中。個人開発を中心にして、スキルアップを目指しています。
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